スマイルゼミに新たに無学年学習「コアトレ」が導入されました。コアトレはいつからできるのか?また、先取り学習として使えるのか?実際に小学一年生が受講してみた感想を解説します。
追加料金が無料で受講できる「コアトレ」について解説します!
目次
無学年学習「コアトレ」はいつからできる?
コアトレとは?
- スマイルゼミの無学年学習で、小1~中3まで学年を超えて学べる
- 先取りもさかのぼりもできる
- 追加料金0円
コアトレは、タブレット学習「スマイルゼミ」の無学年学習の講座です。
小1~中3まで学年を超えて学べるため先取りもさかのぼりも可能といわれています。追加料金0円というのがとても魅力的ですよね!
それではスマイルゼミの無学年学習「コアトレ」はいつから始められるのでしょうか?
2022年3月15日のスマイルゼミからのメールによると、コアトレは3月22日(火)午後より配信スタートということです。
当初は4月からの予定でしたが前倒しになったようです。
4月からだと思っていましたが、少し早めに始められるのがうれしいですね!
コアトレとは?開発の背景や思い、狙いが紹介動画で分かる!
コアトレの導入が開始になる前に、スマイルゼミからコアトレについての紹介動画が公開されています。ネット検索では得られない情報もあり、どんな狙い・思いで作られた講座なのかがわかりました。
ポイント
- 反復練習が大切
- 学力向上の土台となる基礎=「コア」
- 「コア」+タブレット学習の利点を活かしたもの=「コアトレ」
キーワードは「反復練習」
コアトレという教材開発の背景として、漢字や計算の問題を反復練習した子ほど、全国学力診断テストの成績が良いことがわかりました。
- 小3 計算反復より多く取り組んだ子の点数⇒そうでない子と比較して6.4点高かった
- 小5 漢字問題により多く取り組んだ子の点数⇒そうでない子と比較して4.5点高かった
反復学習することが重要だということが改めてデータで分かったようです。
「コア」とは?|学力向上の土台となる基礎
学力向上の土台となる基礎=「コア」と位置付けて、タブレット学習の利点を生かして学力のコアを鍛えるにはどのような仕組みが必要かという考えからコアトレが開発された。
ポイント
学力向上の土台となる基礎=「コア」
算数と国語を学習できる
スマイルゼミの無学年学習「コアトレ」は、算数(数学)と国語に特化した教材です。
●算数•数学のコアとは?
算数は計算力だけでなく図形や数量の知識•考え方が備わって解く力となります。
算数の「コア」=計算力+図形や数量の知識•考え方
算数の応用問題は一見複雑なように見えるが、算数の「コア」が身に付いていると解きやすくなります。
基礎的な考え方が身に付いているかどうか、基礎的な計算を早く正確にできるかによって応用問題に正解できるかどうかが決まってくる。
●国語のコアとは?
国語は漢字や言葉の知識、文の構造を理解する力が備わることで、文章を正しく読む•書く力を身に付けることができます。
国語の「コア」=漢字や言葉の知識+文の構造を理解する力
「コアトレ」ではこういったものを中心にトレーニングして、算数、数学、国語の能力を高めていく。
アワード獲得などモチベーションを上げるシステム
それでは、コアトレを使って実際にどう学習を進めていくのか?についてです。
基本的にはステージ制となり、そのステージの単元全て完了すると次のステージへ進むことができる仕組みになっています。
コアトレの構成
ステージ⇒単元(6〜9個)⇒小単元(5個)
各ステージの単元を、選択すると…
小単元が出てきます!各小単元には、「まなぶ」「れんしゅう」の項目があり、まずは問題の解き方を学んでから練習できます。
まなぶでは解説動画を見ながら、実際に解けます!なんどでもまなぶにもどって解説を見ることができる。
れんしゅうでは全問正解しないと次に進めない。問題が変化するので答えを暗記するなど防止になっている。
全ての小単元(5つほど)を終えると確認テストがあります。6〜9個の単元を終えるとステージクリアです。
スタート時は、お子さんの学年より少し前の問題から始まります。そうすることで復習も兼ねて学習できるようになっているよ!
チャレンジモードでは、れんぞくチャレンジとタイムアタックがあります。コアトレの目標である反復練習をするために、最も重要な機能です。
問題を解くたびにレベルが上がっていきます。また、様々なアワードを獲得できたりすることがお子さんのモチベーションにつながります。反復練習には、モチベーションが重要です。
「みんトレ」でスマイルゼミのお友達とバトル!
みんトレは問題を早く正確に説く力を、全国のお友達と対戦するものです。これも反復練習に適したものですよね
制限時間の中で競い合うことができる 1位は表彰!
マッチング中に相手にメッセージを送ることができます。決まったメッセージのみの送信なのでコミュニケーションによるトラブルの心配もありません。
1位の方は表彰されます。1位を目指して繰り返し学習しよう!
小学一年生が実際にコアトレに取り組んでみた感想|先取りできる!?
コアトレの感想
- 初めは簡単な問題のためスムーズに始められる
- ステージ制でダンジョンを攻略していくような感覚になり達成感がある
- どの問題から先取りの問題なのか判別しにくい
- 教科書と照らし合わせてみると、確かに先取りできていた!
初めは簡単な問題でスムーズに始めることができるため、コアトレの問題に慣れやすいです。
「さんすう」では、どちらのほうが多い?少ない?などの問題がありました。
単元ごとにかくにんテストがあります。8割以上正解すると次の単元へ行けます!ここでしっかり復習することが、子供の成長へつながる!
ステージ制でダンジョンを攻略していくような感覚になり、達成感があるのが子供にとってはモチベーションへとつながるのだと思います。まだ始めたばかりなのでこのままコアトレへの意欲を維持できたらと思います。
どの問題から先取りの問題なのかというのは判別つきにくいですが、まだかなり初期の段階のため、コアトレの進捗に伴いそのあたりは追記したいと思います!
(2022.4.24追記)コアトレで先取りができた!
コアトレを取り組んでいるうちに気になったのが、今の問題は教科書でいうとどのあたりの問題なのか?ということ。
調べてみると、さんすうの教科書の50ページ以降の問題に取り組んでいました。4月末の時点で実際の授業ではそこまで進んでいないので、コアトレで先取りができていることが分かりました。
コアトレには「さんすう」と「こくご」がありますが、娘は「さんすう」が好きなようで「こくご」はほとんど手を付けてません(笑)
今後はバランスよく学んでいってもらえるように少しずつ取り組んでいってもらう予定です。
「さんすう」の教科書では133ページにあるこの問題にも4月の時点で取り組んでいます!どんどん先取りしちゃいましょう!!
(2022.5.30追記)5月に引き算の問題にチャレンジ!コアトレで先取り!
コアトレに取り組んでいる娘ですが、5月の時点で引き算にもチャレンジしています。コアトレで先取り中の問題内容を解説します。
問題例①「せみが18ひきいます 3びきとんでいきました。のこりはなんびきでしょうか?」
問題例②「すいかが13こ、ぶどうが2こあります。どちらがなんこおおいでしょう。」
それぞれ、「18-3」「13-2」という二桁の数字を含んだ引き算になります。同じ引き算の問題でも、問題の言い回しが違うことに娘も戸惑っていましたが、取り組んでいるうちに計算できるようになりました。問題文の下部にある余白に書き込むことができるので、「123456…」と数字を書きだしていることもあります。
練習問題をクリアしたら最後の「かくにんテスト」に挑戦!80点以上で合格です。