3人の子どもを連れてフェリー旅行を体験したまっちパパです。
本記事はこんな方におすすめ
- 子連れでフェリーに乗る予定がある方
- フェリー旅行に興味がある方
事前に子連れのフェリー旅行に関する情報を調べるも、なかなか詳しく書かれているサイトがなかったので、これから子連れでフェリーに乗って旅行する方向けに簡単に情報をまとめてみたいと思います。
茨城県の大洗港から北海道の苫小牧港までフェリーで移動しました。
子連れフェリー旅行 参考情報
- 乗船した船 「さんふらわあ さっぽろ」
- 航路「大洗港→苫小牧港」
- 乗船時間「19時45分発ー翌日13時30分着」(所要時間17時間45分)
- 親子構成 親子5人(6歳、3歳、0歳6ヶ月)
目次
子連れフェリー旅行の体験談|写真付きで解説
私たちが乗船したのは、19時45分出発の船で「18時までには手続きが必要」とのことでした。
渋滞に巻き込まれて18時を少し遅れてしまいましたがなんとか乗船。ごめんなさい
今回は「さんふらわあ さっぽろ」にのりました!
夜のフェリーはライトで照らされてキレイでした。
さっそく乗船手続き。少し遅れたのもあってか全く混雑していなく、車検証の確認と乗船者全員の体温チェック、ルームキーの発行など5分もかからずに手続き完了。手続きに時間がかからないのは子連れにはありがたい。
パパは誘導員に従い車で船内へ。妻と子供たちは一足先に歩いて船内へ行きました。
駐車後に部屋で合流!エレベーターはしっかりしたつくりでした。
部屋はプレミアム7階を利用しました部屋の中は一般的なビジネスホテルみたいな感じ。
ベッドはシングルが2つでした。
洋室で生後6ヶ月の赤ちゃんがハイハイすることができないので正直困りました。そういう意味では、和室の方がゴロゴロできてよかったのかなというふうに思いました。
大人2人子供3人だと少々狭いですが寝られました。ソファもあるのでさいあくパパはそちらで寝ることも出来ますね。
バス•トイレ付きの部屋です。一緒になっていますが、共同の部屋もあるので子連れにはこちらの方がおすすめ
必要最低限のお風呂 可もなく不可もなく。アメニティは2人分でした。子供は無料のため乗船料は、かかりません。その分アメニティが2人分なのでお子様用のシャンプー、ボディソープ、歯磨きなどは必須です!
出発前に部屋のバルコニーから見た夜景🪟 キレイです。
朝日がとてもキレイでした。船から見る朝日は格別ですね。これだけでもバルコニー付きの部屋にして良かったと感じました。
長女もちょうど起きて、キレイだねという話しをしていました。フェリーに乗る機会はあまりないので、普段はなかなか見られない景色も良い思い出になります。特に小学生以上の子供ははっきりと思い出に残るでしょう。写真やビデオカメラでも残しておきたいですね。
●必要な持ち物 ビデオカメラ
フェリーは船から見える景色が良いので、思い出を残すために持ち物としてビデオカメラは必須だなと感じました。ケータイでも代替可能だとは思います。
給湯室は、各階にあります。写真は7階の給湯室です。
こちらは電子レンジと給湯器
持ち込みでのお食事などに電子レンジがあると助かりますね。また、乳幼児のミルクを作るときの熱湯も助かりました。
喫煙コーナーもありました。各階にあります。
部屋ではネットが使えなかったですが、プロムナードというラウンジのような場所だと使えました。そのせいか、長時間座っている方もいました。
ずっと部屋にいると息が詰まるので、日中はここで時間を潰すのもアリ。親はスマホが使えるようになります!
船内、5階と6階のあらゆる場所にテーブルや椅子があるので、景色を見ながらゆっくりくつろげます!
コロナ禍ということもありキッズランドという子供が遊ぶスペースは閉まっていました。おりがみコーナーがあったので子供たちはそこで遊んでいました。20〜30分は遊んでいたので、親としては助かります。
5階に売店があります。マスクや置き物などの三井商船オリジナルのお土産や飲み物、おやつ、アイスなど販売していました。オリジナルのメダルもあり、記念に購入しました。
日付けや好きなメッセージが入れられるメダルです。記念に購入してみました。
子連れのフェリー旅行|持ち物は何が必要?
必要だった持ち物
必要だった持ち物まとめ
- 子供が集中できるもの(塗り絵、DVD、ゲーム、おりがみなど)
- ビデオカメラ、カメラ
- お菓子
- 飲み物
- 赤ちゃんの着替え、ミルクなど
- アウトドア用のクーラーボックス
①子供が集中できるもの(塗り絵、DVD、ゲーム、おりがみなど)
→フェリーでは電波が届きにくく、例えばyoutubeは見ることができなかったです。一応、Wi-Fiありましたが室内では見れなかった。ラウンジのほうが繋がりやすくなった。つまり、子供は暇です。1時間でも30分でも子供が夢中になるものを用意することで、親の時間を確保できるようになります。
②ビデオカメラ、カメラ
思い出作り 子どもとフェリーに乗る機会はそうありません。フェリーならではの思い出もあるのでカメラに残しましょう!
③お菓子
長時間の船旅は子どももストレスが溜まります。お菓子の時間を上手に利用することで親も子供もストレスなく船旅できると思いました。
船内ではお菓子の種類もそう選べません。値段も割高です。あらかじめ用意しておくとよいでしょう。室内を汚しにくいものがよりおススメ。グミやアメなど◯ チョコや細かいお菓子は✖️
④飲み物
お菓子と同様にジュースをうまく活用する事でより過ごしやすい船旅になります。また、好きなジュースが必ずしも船内で購入できるとは限らないです。特に乳幼児用のジュースなどはないです。あらかじめ準備しましょう。
給湯室に飲み水はありますが、お茶なども乳幼児用のが必要なら用意しましょう。
⑤赤ちゃんの着替え、ミルクなど
こういう旅行に限って服を、汚してしまいがちです。着替えやおむつ、ミルクなどは、余裕をもって準備しましょう。
⑥アウトドア用の移動しやすいクーラーボックス
車から部屋まで荷物を運ぶのが大変。子供が多いと1人は子供の面倒みないとだめ。パパだけで運ぶには細かい荷物が、多いより、大きなもの、にまとめてしまう方が楽だと思いました。
その中でもアウトドア用の移動しやすいクーラーボックスがあると、保冷効果だけでなく多くの荷物を運べるということで助かりました。
必要なかった持ち物
必要なかった持ち物
水など過剰な飲み物
飲まずに持ち帰る飲み物は重く荷物になるだけです。私はついつい買い過ぎてしまうのですが、子供を連れての車への荷物の持ち運びは思っていた以上に大変でした。計画的に必要な飲み物だけにするべきです。
給湯室に水はあるので、水はわざわざ2L買わなくても良かったのかなと思いました。重いですしね。
子連れのフェリー旅行|部屋はどうするべき?
私が乗船した「さんふらわあ さっぽろ」の場合の部屋の構成をまとめます。
定員 | 部屋数 | |
スイート(洋室) | 2名定員(最大3名) | 1 |
プレミアム(洋室) | 2名定員(最大3名) | 19 |
プレミアムバリアフリー(洋室) | 2名定員(最大3名) | 1 |
スーペリアオーシャンビュー(和洋室) | 4名定員 | 18 |
スーペリアオーシャンビュー(和室) | 2名定員(最大3名) | 13 |
スーペリアインサイド(洋室) | 2名定員(最大3名) | 34 |
コンフォート | 32名定員 | 5 |
ツーリスト | 25名定員 | 1 |
そのうち子連れ家族へのおすすめはプレミアムとスーペリアオーシャンビューの和室です。
プレミアムは他と比べて部屋が広いです。お風呂やトイレなど必要なものはすべてそろっています。ほかの部屋だとシャワーのみだったりしますが、プレミアムは浴槽付きなので、赤ちゃんをお風呂に入れることもできます。
バルコニーからの景色が良く子供も喜んでいました。バルコニーから海を眺めながら飲むビールは最高の贅沢です。
スーペリアオーシャンビューの部屋は和室があるのが魅力的です。和室だと赤ちゃんが動き回るスペースも確保できます。
ツーリストなどほかの方もいる大部屋は、トラックの運転手の方などが多いのかなという印象。赤ちゃんは夜泣きすることもあるので、共同部屋は難しいですね。最低でも5歳〜6歳くらいの年齢になっていないと厳しいでしょう。
子連れフェリー旅行で事前に注意したこと、気をつけたことは?
気を付けたこと
- 子どもの食事
- 子供のための部屋の選択
- 時間潰し
生後6ヶ月の赤ちゃんがいたので、離乳食やミルクは簡単に作れるものを用意しました。他の子どもたちは夜はお弁当を食べましたが、翌日のお昼はレストランで食事をしました。菓子パンなどあると小腹が空いた時に食べられるので助かりました。
また部屋は奮発してプレミアムに宿泊。時期によって値段は違いますが、子ども3人だと寝床の関係である程度広めの部屋が必要です。私の場合はプレミアムかスーペリアオーシャンビュー(和室)で迷いました。結果、バルコニーがあるプレミアムにして良かったと思いました。
また、船の移動は、飛行機と比べて長時間です。子供たちは暇なので、なにか20分でも30分でもいいので夢中になれるようなものがあれば心強いです。折り紙や塗り絵などをしていました。長女はタブレット学習のスマイルゼミを持ってきていたのでお勉強もしていました。自宅よりはかどるみたいでした。笑
子連れフェリー旅行まとめ
子連れのフェリー旅行を経験してわかった必要な持ち物や部屋の選び方を解説しました。最後に子連れの旅行でフェリーを利用するメリット・デメリットをまとめます。
フェリーのメリット
- 大きな船に乗る感動や船の上から見える景色など普段はできない体験ができる。そういうのが分かる年齢(4~5歳ころから?)の子にはオススメ
- 飛行機と比較するとある程度の、泣き声や物音など気にしなくてイイ
フェリーのデメリット
- とにかく時間がかかる
- 決して部屋は広くないため子どももストレスになってくる
- 船内は案外狭く行けるところは限られる
- 天候によっては遅延する
デメリットもありますが、私としては普段できない最高の思い出ができたと思います。